初めての畳替え、失敗しないための選び方5つのポイント

「畳を新しくしたいけど、どんな畳を選べばいいの？」

「い草？和紙？種類が多くてよく分からない…」

そんなお悩みをよく耳にします。

畳替えは頻繁に行うものではないからこそ、選び方に迷われるのは当然です。

今回は、畳店のプロが“失敗しない畳選びの5つのポイント”を分かりやすくご紹介します。

目次

1. 素材で選ぶ 〜自然派？メンテナンス重視？〜

2. 産地と品質をチェック 〜国産と外国産の違い〜

3. 縁あり or 縁なし？ デザイン性で選ぶ

4. 部屋に合わせたサイズ・厚み

5. お手入れ・使い方に合った畳を選ぶ

6. まとめ：迷ったらプロに相談！

畳の「畳表（たたみおもて）」には主に3つの素材があります。

畳表には産地によって品質差があります。

特に「熊本産」は全国のい草の約90％を生産しており、高品質で知られています。

国産い草：色味・耐久性に優れ、香りも豊か。

外国産い草（中国産）：価格は安価だが、品質、色ムラや耐久性にやや劣る傾向。

品質重視の方には「熊本産・ひのさらさ」「男前表」などのブランド畳表がおすすめです。

※私たちは熊本へ「イ草」の刈り取りにも行き、畳表がどのように作られるのかも直に生産者さんからお聞きしています。

畳には「縁（へり）」があるものと、無いものがあります。

縁あり畳：伝統的な和の雰囲気を演出。縁の柄で個性も出せます。

縁なし畳：すっきりした見た目で、洋室やモダンな空間にマッチ。

お部屋の雰囲気や好みに合わせて選べるよう、実物見本を見ながら決めるのが安心です。

※縁なし畳についてはこちらもどうぞ

畳の種類によってお手入れ方法も違います。

たとえば、い草は掃除機＋乾拭きでOKですが、和紙・樹脂畳は水拭きも可能。

お子様やペットがいるご家庭 → 耐久性＆掃除のしやすい和紙・樹脂畳

客間や寝室に → 香りと質感を楽しめるい草畳

長く気持ちよく使うためには、ライフスタイルに合った畳を選ぶことが大切です。

迷ったらプロに相談！